- 黄菊のおばん -
photo:Akira Moriyasu
9月(菊月)
<花の餐>
抹茶と三光院のササリンドウ紋最中
お煮しめ
大和芋の海苔巻き、高野豆腐の含め煮、ごぼうの胡麻和え、南瓜の煮物、南天の葉添え
ごま豆腐
里芋のふり柚子
香栄とう富
当院の住職・香栄禅尼が究めた、他に類を見ない豆腐の燻製
木枯らし
茄子の田楽で、茄子の半身が楽器の琵琶に似ていることから
建礼門院愛用の名器「木枯らし」にちなんで香栄禅尼が命名
月見団子のお吸い物
黄菊のおばん(おばんはご飯のこと)
香の物
<月の餐>
上記の献立に、粟麩のおでんが加菜されます
<雪の餐>
上記の献立に、粟麩のおでん、松笠(飛竜頭)、竹之御所流伝統のすすり茶が加わります
・飛竜頭をマツカサの形に揚げた松笠は、境内で松ぼっくりのはぜる音を耳にした先代住職・祖栄禅尼が、禅のこころと宮廷文化を融合させた竹之御所流精進料理の手法で、この秋の風情を表現した味わい深いひと品です。
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